スキャニングデータは勿論ですがエクセル・ワード等オフィスデータ、過去に生成された画像データ
(BMP、Tif、JPEG等)及びCADデータがPDF変換により一元管理が可能となります。
ただオフィス系のデータはそのバージョンにより体裁等が崩れる事例が多々あります。
支給されたデータについては、その点を踏まえた処理をさせていただく場合があります。
データ変換などは今の時代当たり前ですが、思わぬ落とし穴として、スキャニングと同時にPDFを生成するスキャナーの中には余分な属性情報を
多数付与してしまう機能を持ったタイプがあります。「A4のモノクロにしては何故かデータが重い」と言った場合がこれです。
実際にご相談をいただき再処理した結果、データ容量が数分の一に減少した事例もあります。
御用命いただいた場合は個々に解析を行い画像内容に見合った適切な最適化処理をさせていただきます。
2〜3ファイルの作業であれば苦もなく出来ますが、規則性の無い多数のファイルを、ある規則に従ってリネイムもしくはバインドするとなると
内容を確認・記録しながらの作業となりかなり厄介です。
こういった面倒な作業も弊社にお任せ下さい。
「国土交通省 土木土木設計業務等の電子納品要領(案)」ではREPORTファイルが複数ある場合は
「しおりによる他ファイルとのハイパーリンク」は必須です。
しおりによる他ファイルとのハイパーリンク」の処理を行うと複数のファイルがあたかも一つのファイルの様に
スムーズに閲覧する事が可能ですが、対象ファイルが多数の場合は大変な作業時間がかかります。
主に1つのファイルの中で目次から本文ページにリンクを反映した形で利用されます。
具体的には、目次の項目にリンク用の枠を作成しそこに該当するページへのリンク処理を行います。
個々の狭い目次行にリンクの枠を作成する作業は集中力が要求されます。
また、該当ページから目次に戻るリンクの設定も合わせて行うのが通常の方法となります。
一般的な文書の場合は目次があれば、それに従いしおりを作成し該当のページへのリンク処理を行います。
実際の作業は1ページづつページを送りながら該当ページを探しリンク処理して行きます。
資料の中には目次の様な体系的な管理情報が無く少数の文書が、封筒やら資料ボックス、バインダー等で括られているものもあります。
画像編集ソフトなどの機能で「一括ゴミ取り」でも可能ですが、うっかりすると大事な「ポイント」がなくなってしまう事もあります。
高精度、高品質が要求されるデータの場合は内容を確認しながらの作業がベストです。
この作業で画像が奇麗になると同時にデータ容量の軽減も図れます。
コート公共座標とは
地球上の位置を決めるための地理的座標値で、測地座標系、測量座標系ともいわれ、緯度経度や世界測地系の座標値のことです。Geo tiffとは
スキャナなどでスキャニングしたラスタ(画像)データは地理的な座標を持っていないため、ベクトルデータと重ね表示し利用する為には、 その地理的座標を与える必要があります。World Fileとは
ダイレクトにTiffファイル(ラスタデータ)に地理座標情報を埋め込むのではなく、 座標パラメータを記述したテキストファイルを別に作成しておくことにより、画像に地理座標を持たせることが出来ます。